- RMJブログでご案内した過去の記事を、こちらにまとめました -
401-2004

the One and Only ...Leslie Cheung
2004-04-01

メモリアルブック「the One and Only ...Leslie Cheung」が「電影双周刊」出版とボランティアによる共同編集により、出版されました。

編集に携わったスタッフの報酬は児童癌病基金(CCFに寄付されました。
2004年6月末までに
HK$73.120がCCFに寄付されました。

全球哥迷永遠寵愛張國榮
2004-04-01

「明報」に6ページの「全球哥迷永遠寵愛張國榮」
We Love Leslie Memorial Supplement)を発行しました。

全球哥迷永遠寵愛張國榮
2004-04-01

マンダリンオリエンタルホテルにおいて「念・張國榮」(Never Forget Leslie)のメモリアルイベントを行いました。800人以上のファンがメモリアルホールで賛辞を呈して、レスリーの友人と同僚によるインタビューで構成されたドキュメンタリーフィルムを見ることができました。また夜に行われた「蛍光中念哥哥」(You Light Up my Life)では何千人ものファンが参加しました。

「天映慈善放映會」「國際電影節特別場」
2004-04-02

九龍灣展貿中心にて「天映慈善放映會」(The Celestial Pictures Charity Screenings)と「國際電影節特別場」(HKIFF Special Screening)が成功裡に終了しました。

HK$27,877.30(日本円で約41万円)の収益を得ることが
でき、収益金は児童癌病基金に寄付されました。

全球哥迷永遠寵愛張國榮(スタッフレポート)
2004-04-19

2004年4月1日 午後8:30 香港。

 マンダリンオリエンタルホテルから外に出た私たちを包んでくれたのは、湿気もなく気持ちのいい空気。真上を見上げると、そこには雨上がりの雲の隙間から月がやわらかな光を放っていた。

 401念・張國榮イベントの主催である香港のファンサイト(
lesliecheung.cc)から、協力要請のメールが来たのは2003年11月24日のことだった。ちょうど大阪でのイベント(11月30日)のことで頭がいっぱいではあったが、私がした返事は当然のことながら「引き受ける」。大阪のイベントが無事終了後まもなくして、各国のwebmasterが結集した。日本からはlesliecheungforever.netwebmasterであるFranny、そしてforLeslieLovers.netの私、Xiangである。レスリーが私たちの元を去った日からちょうど1年になる日に、香港で各国のファンが一堂に集まりメモリアル集会を行うという、この大がかりな計画は本格的に始動した。香港をこの1年、芸能界を通して追ってきた者にとって、悲しく、そして同時に愛おしく忘れがたい年、2003年があっという間に過ぎていった。

 当初は各国一斉に1月1日からイベントへの受付を開始するとの指令を受けたがさすがにこれには、「日本では1年で一番スペシャルな日だから無理だ」とお願いし、受付が始まったのは1月4日。実家でゆっくり正月も過ごさないまま、受付開始のことばかりが気になっていた。3ヶ月も前からの申し込みで、それも4月1日は年度始めの木曜日。にもかかわらず、参加希望のメールはどんどん入ってき、「レスリーのファンたちはすごい」と改めて思った。

 それからの3ヶ月は、連日連夜のスタッフ会議、受付処理、問い合わせへの返信、最新情報の告知、香港側との調整の毎日だった。スタッフは最少人数で対応していた。みなさまに安心して参加していただくにはどのようにすればいいのか考え、日本人の思いを香港に伝えていくことも重要な点だった。打ち合わせは全てメールとMSNメッセンジャー(チャット)で行った。英語での意思疎通、次々と来る変更事項や新しい企画、それらにスタッフも半ば翻弄されていたと言ってもいいだろう。しかし、香港のファンたちから送られてくる一言一句から感じとれる、イベント成功への気迫、レスリーへの想い。それらに勇気づけられ、レスリーのために、自分たちも含めレスリーを想う全ての人のためにやり遂げる!という思いで皆がまとまっていった。

 そして迎えた当日。到着した香港は土砂降りの雨だった。「レスリー、とにかくあの時間だけは雨を止めてください!」

 ホテルの会場内は優しさに満ちていた。白いオーガンジーの幻想的な揺らめき。各国の言葉で寄せられたメッセージカード。さまざまな言語が飛び交い混雑している受付がうそのように静かな追想の間では、レスリーの音楽が低く流れ、彼のやさしい眼差しが私たちを待っていてくれた。
落ち着く間もなく始まった受付作業は、参加者お一人お一人に言葉をかける時間もない、慌しいものではあったけれど、みなさまの熱い想いが伝わる一瞬一瞬が嬉しかった。そして、ホテル横(アイスハウスストリート)で行われるキャンドルライト・セレモニーへ向かう私たちへレスリーからの演出。あの雨がすっきりとあがっていた。綺麗な月の光の下、イベント参加者以外にも大勢の方が通りを埋め尽くす中、レスリーとのコンサートが始まった。

 翌2日は402上映会。午後からのチャリティー上映会と、夜からの香港国際映画祭委員会のご厚意で実現したプレ上映会。700席の会場が「爆満(満場)」となり、レスリーが大きなスクリーンに映し出される度に歓声を挙げる他国のファンと共にレスリーに浸ることができた。

 以上ざっとこの「401念・張國榮」のことを401スタッフの一人として追ってみた。また、同じ401念・張國榮主催者の呼びかけにより4月1日には現地新聞に「全球哥迷永遠寵愛張國榮紀念特刊」として特別冊子が無事発行されたことも、ご報告しておきたい。

 ここからは少し個人的な感想や思いを書こうと思う。
 
 この3ヶ月、長かったのか短かったのか。辛くも楽しかった日々が思い起こされる。正直、やらねばならないことが膨大にあり、自分自身の気持ちの整理や、レスリーへの静かな祈りができる状況ではなかったが、香港での追想の間で、私は思った。もう、ここにこうしていること、それがあなたへの祈りだと。涙も要らない。こうしてここに信頼し合える仲間達とあなたを想い、素晴らしい時間を過ごすことが祈りだと。この祈りは届いただろうか。

 このイベントが無事終了するまでにはどれだけ多くの世界中のファンが、レスリーを愛する人たちが、そしてホテル・警察・警備等の地元の香港の方々が関わり、理解し、力を貸してくれただろうか。私には想像もできない。言葉を越え、国を超え、思いはひとつ。レスリー、私たちはあなたを忘れない。

 この場を借りて、
Franny、最後まで香港との渉外をやりきったあなたに敬意を表します。優秀なスタッフFIN、ローブー、凛にも最大の拍手を。現地で支えてくれたサポートスタッフの皆様に心よりお礼申し上げます。そして何よりも、香港のJoJoRol。この素晴らしい企画を行うのに声をかけてくれてありがとう。あなた達と一緒にやり遂げられたことを今とても誇りに思います。

2004.4.19 for Leslie Lovers Xiang サポート:凛)

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